こんにちは。
アフターメンテナンスの細道です。
メンテナンスブログ第2弾も排水桝の詰りです。
今回は雨水桝。配管が詰ってしまい、樋から雨水が溢れ出した実例です。
入居後10年を経過したお客様より、雨樋から水が噴き出していたとの連絡がありました。
訪問し、屋根に水を流して状況確認したところ、確かに軒樋(ノキトイ)と竪樋(タテトイ)の接合部から水が噴出しました。
竪樋の先にある筈の雨水桝を探しましたが見つからず、やむを得ず、最終桝内をのぞいて見ましたが、水が流れてくる気配がありません。
竪樋を叩いてみると内部に水が詰ったような音がするではありませんか!
桝が詰っていると判断し、奥様といっしょに桝を探しましたが、入居後、趣味のガーデニングで造園された為、桝が隠れてしまいなかなか見つけることができません。
植え込みの足元まで掘り返しながら探したところ、竪樋から約1mくらい離れたところに雨水桝を発見!
蓋を開けてみると、なっ、なんと、植え込みの根が桝の中にビッシリ詰っているではありませんか!
桝内から竪樋や、雨水排水管の中まで根が伸びて排水できない状態になっていました。
引き抜いて伸ばしてみると、全長4m!ビックリです。
根っこを全部撤去し、切り取った配管を繋ぎ替えて補修は完了しました。
★雨水桝や汚水桝の近くにはできるだけ植栽しないよう注意してくださいね。
★また、ガーデニングの際には、桝の蓋上に土や芝生などをかぶせないようにしてくださいね。