今回は、お客様からよくお問い合わせいただく、輸入水栓の止水不良の話題です。
洗面台の蛇口から水がポタツ・ポタツと滴り、ちゃんと止水できない!
とか、キッチン水栓のハンドルをきつく閉めても水が完全に止まらない!
などのご連絡をよくいただきます。
大半が輸入水栓をご採用いただいているお客様で、お引渡しして5年くらい過ぎたころからこのようなお問い合わせが多くなります。
原因は水栓の中に組み込まれているカートリッジの不具合が多いです。
使用している間に、カートリッジ内に不純物が詰ったり、経年よるカートリッジの劣化が原因です。
国産の水栓でも最近はほとんどがカートリッジを内蔵しており、止水不良を起こした場合は、クリーニングか交換が必要です。
昔はパッキンが劣化して水が止まらないという話をよく聞きましたが、昨今はカートリッジ式に変わってきており、交換部品だけでも数千円から1万円前後かかります。
工具さえあればご自身で交換もできますが、輸入水栓の場合、カートリッジの取り寄せが困難なメーカーもあります。
また、あるメーカーのカートリッジは永久保証となっており、万一、カートリッジの不良が発生した場合、
無償で交換部品を取り寄せできる場合もあります。但し、送料は自己負担になりますが・・・
国産水栓の場合、取り扱い説明書に記載されていることも多いですが、
インターネットで詳細図面や部品リストなどを探すこともできます。
あっ、言い忘れましたが、湯と水が別々のハンドルになっている水栓の場合、それぞれ回転方向が異なりますので、
取り寄せの場合は、湯側・水側(または左右)を必ず指定してください。
これからも為になる情報をどんどん更新していきます。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。